アーカイブ | 9月 2016

  • インフルエンザの予防的投与スプレーを知っていますか

    毎年猛威をふるうインフルエンザ、予防接種をしていてもかかる人が続出しています。例年流行シーズンは11月から2月ですが、温暖化の影響で流行するシーズンも変わってきており、予防接種をしていても効果が切れた頃にかかる方も増えています。インフルエンザは本来インフルエンザウイルスというウイルスによって、風邪のような症状と高熱が出るのが特徴ですが、発熱がないインフルエンザもあり、自覚症状がないまま、他の人へと移してしまいます。そのような状態が多いと、大流行してしまいます。 今は、インフルエンザ治療薬として、タミフル・リレンザ・イナビルの3種類があります。発熱後48時間以内に投与することで、インフルエンザウイルスの増殖を防いでくれる効果のある薬です。タミフルとリレンザは経口薬ですが、イナビルは吸入スプレータイプのもので、今は治療の主流となりつつあります。子どもは1本、大人は2本を吸い込むことで、治療が終わるというメリットもありますし、吸入スプレータイプなので副作用が出にくく、効果が早く出てくれます。ウイルスをやっつける薬ではありませんので、予防的投与ができるのも魅力です。家族の間で発症した人がいた場合に、予防的投与として使用することができます。これは、医者に相談の上出してもらうようにしてください。予防的投与としてイナビルを処方された場合、発症する前にウイルスの増殖を抑えてくれますので、症状が出ないまま終わることがあります。インフルエンザ治療薬は、あくまでウイルスの増殖を抑えてくれる役割のものです。本来3日発熱するはずだったものが、2日で治まる程度の効果だと思ってください。インフルエンザは放っておいてもいずれ治るものですが、早めの治療をし、周りへの感染を防ぎましょう。