アーカイブ | 2月 2017

  • インフルエンザとノロウイルスの症状と感染期間の違い

    集団感染が引き起こされる可能性のあるウイルスには、代表的なものとしてインフルエンザウイルスとノロウイルスがあります。 インフルエンザの流行は、気温と湿度が共に下がる冬期間に集中します。一般的な風邪に比べ症状が重症化し、高熱や関節の痛みが特徴です。時に腹痛や下痢といった、胃腸に症状が出る場合もあります。インフルエンザウイルスの潜伏期間は10日間ほどですが、感染から2、3日程度で発症する場合が多く、感染経路のほとんどがくしゃみや咳による飛沫感染です。集団感染を防ぐには、室内の湿度を一定に保つほか、うがい手洗いの励行、マスクの着用、感染者の隔離のほか、予防接種も有効です。また、解熱後3日程度はウイルスを保有している可能性があるため、無理に学校や会社へ行かないこともマナーです。 ノロウイルスはインフルエンザウイルスとは違い、一年中感染する可能性があります。潜伏期間は1日から2日程度とされ、発症すると胃部の強烈な不快感に始まり、下痢や嘔吐を繰り返すほか、発熱することもあります。特効薬は存在しませんが、体内からノロウイルスを排出することで、2日程度で快方に向かいます。この間は体力の消耗が激しいため、水分補給や必要であれば点滴による栄養の補給が必須となります。 ノロウイルスに感染している食物を経口摂取することが感染の原因ですが、感染者の嘔吐物や糞便にも大量のノロウイルスが潜んでいるため、直接的あるいは間接的な感染者との接触、汚物の処理、汚物からの飛散感染などでも感染します。 感染期間は発症から約一週間と長期にわたるため、感染が拡大しないよう、学校や会社は出来る限り休み、完治するまで自宅で休養することが望まれます。